弁護士のプロフィールProfile
略 歴
愛知県立旭丘高校卒業
東京大学法学部卒業
- 1989
- 司法試験合格
- 1990
- 最高裁司法研修所入所(44期)
- 1992
- 弁護士登録(旧名古屋弁護士会,現・愛知県弁護士会)
※ 以後,石原法律事務所(現・石原総合法律事務所)にて6年間勤務
- 1998
- 北口雅章法律事務所を開業
公的活動・社会貢献
- 1999.7
- 豊田市情報公開・個人情報保護審査会 委員 (~2016.2)
- 2003.7
- 名古屋市・法制アドバイザー(~現在)
- 2004.8
- 豊田市廃棄物処理施設設置調整委員会・委員(~現在)
- 2005.4
- 名古屋市立大学大学院医学研究科・法医学教室 非常勤講師(~2016.3)
- 2010.4
- 国立大学法人広島大学医学部・法医学教室 非常勤講師(~2016.3)
- 2016.4
- 国立大学法人広島大学医学部・法医学教室 客員教授(~現在)
- 2016.3
- 豊田市行政不服審査会・審議員(~現在)
その他
- 特定非営利活動法人 メリジャパン 理事
- 医療法人 浅田レディースクリニック 倫理委員会 委員
- 社会福祉法人打出福祉会・理事
- (仮称)豊田市防犯カメラの設置及び運用に関する条例」検討委員会 委員
スタンス
以前,私は,ある方からの質問で「医者が『肉体の病』を取扱う職業だとすれば,弁護士は,『心の病』を取り扱う職業ですかね。」と尋ねられたことがあります。
勿論,私の答えは「いいえ。」です。「『心の病』を取り扱うのは,あくまで精神科医です。医者が『人間の病理』を扱う職業であるのに対し,弁護士は『社会の病理』を扱う職業です。」というのが私の回答です。
確かに,弁護士に法律相談をされる方の多くは,深刻な悩みを抱え,あるいは,紛争の相手方に対する激烈な敵対感情をもってみえますので,私自身,法律相談に応じるなかで,時折,カウンセラーやセラピストになったような気分になることもあります。
しかし,私は,弁護士として,そのような「悩み」や「紛争」についての相談を受ける場合も,常に,相談者を取り巻く人間関係,社会関係の問題点を見据え,「法」の理念に照らし,如何なる解決が「社会正義の実現」に資するのか,という観点を忘れず,できる限り公正・公平な解決をめざすよう努力しております。
著 述
「Q&A医療事故110番」民事法研究会〈編著〉
「医療事故紛争の上手な対処法」民事法研究会〈執筆分担〉